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第6回ギフティッド教育カンファレンス2019

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"Show yourself - 最高な自分を表現する"
2019年6月8日&9日
@スクエア荏原 in 品川

大人も子供も絶賛成長過程中!

今年のカンファレンスのテーマは「Show yourself - 最高の自分を表現」です

私たちはみんなExtraordinary

年に1回、みんなが集まり、最高のそれぞれを表現し、共鳴できる日です

 

「ギフティッドは「才能」や「IQ」以上のものです。千差万別のギフティッド」

 近年、ギフティッドという概念が間違った解釈をされているようです。「ギフティッド=天才児」「IQが高いからギフティッド」「才能がないからギフティッドではないはず」「ギフティッドは飛び級するんでしょ」「ギフティッドは何でもできる」「ギフティッドは発達障がい」「IQに凸凹がないからギフティッドではないはず」など間違った情報、そして偏った情報が蔓延しています。ギフティッドは「才能」や「IQ」以上のものです。ギフティッドの子供に精通していると、ギフティッドにはどんな教育が必要なのか、多くのギフティッドの子供たちのエピソードからギフティッドを説明するでしょう。それは、「ギフティッド」という言葉は教育用語であり、ギフティッドと「診断される」のではなく、「見極められる」ものだからです。現在の日本は、その見極めのできない人が「ギフティッド」という言葉を使い、保護者に伝えているのが現状です。そして、「ギフティッド」という言葉と共に、大海原に放り出されている保護者は少なくありません。  ギフティッドが意味するものは、「才能」や「成功」ではなく、「ポテンシャル」です。IQや才能などは彼らが見せるギフティッドネスの片鱗にすぎず、彼らの中には自分でもまだ気づいていない素晴らしさが秘められています。千差万別のギフティッド。一人ひとりが魅力満載です。

 

「体験していることが、異世界であるということ」

  私たちは1日の中で何回、年齢が変わる経験をしていますか。ギフティッドと見極められる子供たちは1日に何度も年齢が変わっています。例えばある6才児は、10才児の本を読み、12才児のように物事を考え、大人も知らない単語を使って世界の平和や教育哲学についてディスカッションをします。しかし感情でいっぱいになると、10才児や12才児、または大人のように、自分の感情と向き合うスキルが伴っていないため、感情に圧倒されてしまいます。これは異世界です。 例えば小学校入学時点で誰が教えたわけでもないのに、その学年で教わることはすでに知っていたとします。ここでは単に「情報として知っている」ということです。ほとんどの場合、本やネットからの情報であり、経験上知っているというわけではありません。もしかしたら、“すでに知っているならわざわざ経験しなくてもいい”と考えるかもしれません。また、早くから抽象的な物の見方ができる子が多いため、ピカソの絵を見た時、同じクラスの子供たちが「変な顔」と思っても、その子はその絵が表現する抽象的な意味を捉えて共有するかもしれません。捉え方が違うために、周りからは「変な子」と思われてしまうかもしれません。そして、物事を比較的早く覚えてしまうギフティッドの子供たちにとって学校は挑まれる場所ではなくなっていて、周りと違う自分のことを、「私は宇宙人なのだろうか」「どこの星からやってきたのだろうか」と考える場合も少なくはありません。また、「浮きたくない」「みんなと同じでいたい」という思いから、必死に自分を押し殺して周りに合わせ、本来の自分を隠して学校に行っている子供もいます。こういった子供は「尻尾を出さない」レーダーの下を潜っていき、自分のために本当に必要な教育を受けないまま成人していきます。この異世界に伴う感情は、時に圧倒的な孤独感なのかもしれません。「誰もわかってくれない」と彼らが言う時、私たちがわかっていないのは彼らの気持ちや意見ではなく、この異世界のことなのかもしれません。

 

1日目の6月8日は、「ギフティッド教育とwords of wisdom (含蓄のある深い言葉)の共有」

ギフティッド教育とは?ギフティッドにはどんな教育が必要なのでしょうか。また、子供がギフティッドと見極められても、才能が開花することが約束されるわけでもなく、幸せになれるわけでもありません。ギフティッドの子供たちが自信や自尊心を育みながら、自分の未知なる魅力と出会う教育とは?

 

ギフティッドと見極められる子供をお父さんとお母さんだけで育てるのはとても大変なことです。ギフティッドの子供たちはコミュニティーと、そこでの長い関わり合いの中で育っていきます。保護者の皆さんにとってお互いの「words of wisdom (含蓄のある深い言葉)」を共有する機会です。先輩パパママさんから後輩パパママさんに、ギフティッドと見極められる子供たちを育てる経験を伝えてください。子育てに関する意見を交換しながら「ギフティッドの多様性を知ること」と「それぞれに素晴らしい」に共鳴できる日を目指したいと思います。また、子供たちへのメッセージを書いたり、ビデオメッセージを録画する機会もあります。きっと子供へのアプローチがポジティブなものになることでしょう。

 

2日目の6月9日(日)は 「感情知性こそがギフティッドの秘めたものを引き出す」

 ギフティッド教育の根幹、ギフティッドの子供たちのバックボーンになるものがあります。それは感情知性- エモーショナルインテリジェンスです。感情知性を育む過程で、彼らの”ソーシャルエモーショナルニーズを満たす” という言葉をよく使います。そのスキルを育まなければならないというのは、決して、社交性や感情面でのスキルに欠けているという意味ではありません。異世界で彼らに生じる複雑な思考や気持ちに向き合うために、より高度な感情知性が必要だということです。自分の気質、特徴、感情のパターン。どんなエネルギーが溢れているか。自分の気持ちに圧倒されず、爆発力や推進力に変えることができます。 結果、仲間たちと相互尊重の人間関係を築きながら、そこで共鳴される気持ちや意見により、彼らは自己理解を深め、圧倒的な自尊心や自己肯定感を育むことができるのです。

 ギフティドの子どもたちはソーシャルエモーショナルスキルを育む機会が不可欠です。単に勉強だけに挑んでいれば良いというわけではなく、感情知性を育み自信や自尊心を育みながら勉学にも励むという、同時進行が必要です。ソーシャルエモーショナルスキルを育んでいくと、子供たちは自分に必要な成長の機会を作るアドボケイターに育ち、自分の中に潜む未知なる自分を引き出す素晴らしさを知ることができます。気持ちに圧倒されることがある一方で、気持ちを圧倒的なエネルギーに変えることもできます。そのソーシャルエモーショナルスキルを育むプロジェクトの一つが、パッションプロジェクトです。

 2日目に「好き・情熱」を共有するパッションプレゼンテーションを予定しています。

快適ゾーンの外に出る機会です!!そこで、現在向き合っていること、好きなこと、ハマっていること、大志を抱いて突き進んでいること、最近始めた新しいことを「パッションプレゼンテーション」という形で発表してくださる人たちを大人と子供で15名ほど募集します。好きや情熱に年齢制限はありませんから、誰でも発表することができます。例えば、お絵かきが好きだったり、盆栽が好きだったり、落語が好きだったり、歌だったり、ダンスだったり、宇宙が好きだったり。また、大志を抱いて向き合っていることも発表できます。この「パッションプレゼンテーション」は完成披露会ではありません。あなたが向き合っていることの途中経過発表です。あなたの好きなものをLoud and Proud - 誇りを持って大きな声で共有してください。大人も子供も、現在進行中で取り組んでいることを披露する機会です。完成しているものを披露する発表会ではありません。取り組んでいることの途中経過発表です。

 

 長年にわたりギフティッドの子供たちの教育に携わり、実際的な知識と経験のある教師、保護者による確かな情報からギフティッドについて学ぶことができる機会です。子供と関わる教育関係者、保護者、医療関係者の方々、この年1度の特別なギフティッド教育のカンファレンスに是非お越しくだい。

 

2日目の「好き・情熱」を共有するパッションプレゼンテーションの事前準備ワークショップを発表参加者向けに開催いたします。

この事前ワークショップでは、パッションプレゼンテーションの概要、3つ折りボードの配布、発表者のQ&Aにもお答えいたします。

第1回目:事前ワークショップ:3月3日(日)15:00 - 17:00  @スクエア荏原第 5小会議室

第2回目:事前ワークショップ:4月13日(土)10:00 - 12:00 @スクエア荏原 中会議室

場所:スクエア荏原in品川

住所:東京都品川区荏原4-5-28(武蔵小山駅徒歩7分)

​お問い合わせ・お申し込み:office@jagifted.org 日本ギフティッド協会事務局まで

 

第6回ギフティッド教育カンファレンス2019スケジュール

6月8日(土)

09:30 : 受付(大会議室外)

10:00 : 開会挨拶

10:15 : 基調講演「ギフティッド教育 - ギフティッドへの挑戦」- 今瀬

12:00: 昼食

13:15 - 14: 30: GROUP 1 「Words of Wisdom」

14:30 - 14:45: 休憩

14:45 - 16:15: GROUP 2 「Words of Wisdom」

16:15 - 16: 30: 休憩

16:30 - 17:45: GROUP 3  「メッセージ作成」

18:00 - 18:30: 閉会挨拶

18:30 - 20:00: 懇親会は大会議室

 

6月9日(日)

09:30 : 受付 (大会議室外)

10:00 : 開会挨拶

10:15 : アイスブレーク

10:40:「ギフティッドの子供たち」- 今瀬

11:45: 昼食

13:00 - 14:30  「パッションプレゼンテーション 前半」

14:30 - 14:45: 休憩

14:45 - 15:45: 「パッションプレゼンテーション 後半  with Brown Bag ミルク&クッキー」

15:45 - 16:00: 休憩

16:00 - 16:30:  ネットワーキング

16:30: 閉会挨拶 

16:50: 会場退出

 

*一部プログラムの内容が変わる場合もございます。予めご了承くださいませ。

*各種チケットには限られた枚数がありますので、予めご了承くださいませ。

場所:スクエア荏原in品川 大会議室

住所:東京都品川区荏原4-5-28(武蔵小山駅徒歩7分)

定員:60名

対象:保護者、教育関係者、医療関係者

託児について

託児サービスはございません。

大人向けのカンファレンスになります。お子様のご参加は2日目の発表者のみとなります。また、他の部屋でもミーティングが開催されているため、廊下などで子供たちが待つということもご遠慮くださいませ。

 

基調講演者:

今瀬 博氏

18才で渡米。大学院卒業後オデッセイスクールに赴任し、16年に渡りギフティッド教育に携わる。専門は感情知能教育、キャラクター教育、カリキュラムデザイン。同校のAssistant Head of School(副校長)に就任後は、サンフランシスコベイエリアでギフティッド教育の普及活動を行った。2012年、退職後はカリフォルニア州サンマテオ市でオデッセイスクールの同僚だったエリン・スターリングとFeelosopher's Pathを設立。帰国後はNPO法人Feelosopher's Path Japanを立ち上げ、広島、東京を中心にFP教育の普及に務める。活動内容は、教師、保護者を対象にしたワークショップ、子供たちを対象にしたお昼のデイスクール、年間冒険プロジェクト、ホームスクールなど。また、ギフティッドを対象にした活動としては、Gifted Support Groupミーティングを月1回開催し、ギフティッドを育てる保護者や教師をサポートしている。

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