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もしかしてギフティッド?

アメリカにおいてギフティッドの判定はギフティッド教育専門の博士、臨床心理士、又は、教育スペシャリストが実際に子供に会い、子供達がその人達の前でQuantitative Assessment (WISC-IV 知能指数テスト)や、Qualitative Assessment(ギフティッドの子供達が持つ特徴の評価)を受け、ギフティッド教育専門の博士、臨床心理士、又は、教育スペシャリストが豊富な知識や経験のもとにその子供がギフティッドか否か判断いたします。なので、学校の教師がギフティッドか否かという判断はしません。学校では、子供達の①IQテスト②ギフティッドの特徴のアセッスメント③情熱を燃やしている事を発表④保護者との面接⑤教師の推薦状⑥体験入学などを入学基準に用いるだけで、ギフティッドか否かというのは豊富な知識と経験を持っているギフティッド教育専門の博士、臨床心理士、又は、教育スペシャリストがします。ギフティッドか否かという判断は非常に複雑です。なので、学校の教師が子供達を見て、幾つかのギフティッドの特徴が当てはまるからといって、安易に「そういう子はギフティッドだ」という判定は非常に危険です。それは、もしかしたら、その子がギフティッドではないかもしれないからです。そういった誤った判断の為に、その子供は必要な環境や教育を受けられない恐れがあります。これは、医療の知識がないのに、クラスで落ち着きのない生徒を見て、「あの子はADHD、この子もADHD」という事に似ています。これは非常に危険な事です。大切なのはギフティッドか否かという判断はギフティッド教育専門の博士、臨床心理士、又は、教育スペシャリストがギフティッドに関する豊富な知識や経験のもとにするという事です。

 

正解◯  ギフティッドの生徒は特別なカリキュラムが必要。

正解◯  ギフティッドの生徒の中には発達障害を持っている生徒もいる。

正解◯  ギフティッドの生徒の中には学習障害を持っている生徒もいる。

間違い×   私の子供はADHDと診断されたので、ギフティッド。

間違い×   アスペルガー症候群の子供がギフティッドと呼ばれる。

間違い×   発達障害を持っている子供達はギフティッドだ。

 

アメリカではどうやって子供達がギフティッドの診断を受けているのでしょうか。アメリカ、カリフォルニア州サンマテオ市にあるGifted Support Centerでは2種類のアセッスメントの方法でギフティッドの診断をしています。学校によってはIQテストだけ、特性評価だけなど様々です。

 

Quantitative Assessment (定量評価)

WISC-IV 知能指数テスト

WPPSI-IV 知能指数テスト

 

Qualitative Assessment(特性評価)

Characteristics of Giftedness Assessment(ギフティッドの子供達が持つ特徴の評価)

 

Advanced Langauge: (豊富な単語量で複雑な文章を作れる) 

Analytical Thinking: (関係性やパターンを識別できる)

Meaning Motivated:(好奇心、突き進む力、理解力、記憶力)

Perspective:(想像がつかない、普通でない視点)

Sense of Humor: (複雑なユーモアを理解する)

Sensitivity: (正義や公平という事へ敏感)

Accelerated Leraning: (年齢より上の知識や情報を理解できる)

 

 

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